情報産業部ウェブサイトが24日付で発表した、2006年上半期の最新統計によると、今年上半期、中国の携帯電話ショートメッセージ送信件数は2029億6千通(前年同期45.8%増)に達した。1通当たり0.1元として計算すると、携帯電話会社のショートメッセージ業務の売上げは、わずか半年で200億元を超えたことになる。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。 ショートメッセージ送信数の急増と同時に、携帯電話の新規契約数も急速に増加した。6月末現在、携帯電話の契約数は4億2600万件に達し、普及率は100人あたり32.7台となった。今年の新規契約数は3294万3千件で、1~6月の利用者の月平均増加数は549万500件に上った。一方、固定電話の契約数は約3億6500万件、今年上半期の新規契約数は1486万8千件で、契約数、新規契約数ともに携帯電話より少なかった。うち中国版PHS「小霊通」の契約数は9205万1千件、今年の新規契約数は672万4千件だった。 業界内では、2大携帯電話会社である中国移動、中国聯通が相次いで料金の大幅値下げを行ったため、固定電話やPHSの格安感が失われた、という見方が一般的だ。携帯電話は、固定電話に代わる第一の通信手段になりつつある。 「人民網日本語版」2006年7月26日 |