北京市宣武区政府は17日、各種の五輪「一日観光」ツアーを発表した。欧米観光客向けの「北京民俗体験」一日観光ツアーでは、北京市民の太極拳などの早朝体操を見学した後、昔の北京のリアルな生活を体験する。日本、韓国、東南アジア観光客向けの「禅茶一味」や「京劇-水墨-漢方医」の観光ツアーは、中国カラー一色の一日観光ツアー。香港?澳門(マカオ)?台湾の観光客向けとして、「城南旧事」1日観光ツアーが用意されている。「中国新聞網」が伝えた。 これらの一日ツアーでは、大柵欄(商店街)、瑠璃廠(骨董品)、中国書店、内連昇(靴)など各老舗のほか、馬連道茶葉街、大柵欄民俗発展センター、宣南文化博物館、張一元茶楼などユニークな北京新文化の名所も見学コースに組み入れられている。 これらの個性豊かな観光商品を打ち出した宣武区は北京中心部にある最も古い市街区域のひとつで、3千年以上の歴史を誇る。区内には、唐代に建てられた法源寺、遼代に建てられた天寧寺塔、明?清時代の皇帝が山川の神や農業神などを祭った先農壇など各時代の歴史的建築物がある。 「人民網日本語版」2007年9月19日 |