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笹川杯日本知識クイズ大会 3都市で開催

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
華東地域大会の会場 2007年「笹川杯日本知識クイズ大会」が‥

華東地域大会の会場

2007年「笹川杯日本知識クイズ大会」が9月、華東地域(杭州市)、吉林省(長春市)、黒竜江省(佳木斯市)の3都市で行われた。黒竜江、吉林、山東、江蘇、安徽、浙江、福建、貴州、上海から30校近い大学のチームが参加し、クイズの形式で日本に対する理解を深めた。

華東地域大会の開幕式で挨拶する日本財団の尾形武寿理事長 華東地域大会の優勝チーム、南京大学

このクイズ大会は、中国の学生たちの日本語学習の意欲を高め、日本に対する理解を深めるのを目的として、日本科学協会の主催、日本財団の協賛により2004年に始まった。今年は人民中国雑誌社も後援。参加大学は第1回の8校から今年は28校に増加。会場も、当初は黒竜江省の1カ所だけだったが、今では華東地域、黒竜江省、吉林省の3カ所に増えた。大会の規模は絶えず拡大し、ますます多くの学生が参加するようになっている。

黒竜江省大会の会場

今大会では激しい戦いの結果、華東地域では南京大学、吉林省では長春師範学院、黒竜江省では佳木斯大学のチームがそれぞれ優勝。優勝チームは来年、個人戦の優勝者とともに日本財団と日本科学協会の招きで日本を訪問する。華東地域の会場となった浙江工商大学も、大会の運営に努力したことを評価されて特別に招待を受けることになった。

貴州大学日本文献館の開館式

日本財団と日本科学協会はこのほか、貴州大学の創立105周年記念日にあたる9月8日、同大学の日本文献館の開館式に出席した。

日本科学協会の大島美恵子会長

日本科学協会の大島美恵子会長は、「将来を担う若い人に相互理解を深めてもらうことは、一番大きな仕事だと思っています」と話し、このクイズ大会と貴重な日本の図書を通して、日本に対する興味を高め、知識を蓄積して、日中の文化交流の継承者になるよう努力してほしいと語った。 (文?賈秋雅 写真?孫立成)

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