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新たに発見された600余件の旧日本軍遺棄化学兵器処理作業がスタート

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
中日の化学兵器専門家は27日、旧日本軍遺棄化学兵器ハルビン委託管理倉庫において、‥

中日の化学兵器専門家は27日、旧日本軍遺棄化学兵器ハルビン委託管理倉庫において、新たに発見された600余件の旧日本軍遺棄化学兵器の緊急処理作業をスタートさせた。

6月27日から7月2日にかけ、黒竜江省綏化市で旧日本軍が遺棄したと見られる600余件の化学兵器が発見された。中国政府の要求により、日本政府はこれらの化学兵器に対する識別、登録と密封の作業に当たる専門家グループを派遣、25日専門家グループがハルビンに到着した。

中国側の関連スタッフによると、今回の緊急処理作業は12日間かかる予定であり、識別や密封済みの化学兵器はこれまで通り旧日本軍遺棄化学兵器ハルビン委託管理倉庫に保存され、今後その他の旧日本軍遺棄化学兵器と一緒に廃棄されることになっている。

また、中日両国の専門家は7月10日に、黒竜江省寧安市で発見された旧日本軍遺棄化学兵器に対する処理作業を終え、210件の化学兵器と不明爆弾がすでに密封保存され、最終的な廃棄作業を待つことになっている。

「チャイナネット」2006年7月27日

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