建設部はこのほど、「住みやすく快適な都市」に関する客観的な評価体系の構築を目指すプロジェクトを承認した。年内にも新たな評価基準が制定される見通しだ。 プロジェクトを担当する中国城市科学研究会の課題研究チーム代表の羅亜蒙氏によると、新基準はすでに草稿が作成されている。評価内容は「社会の文化水準」「経済的富裕度」「周辺環境の美観」「資源の負担力」「生活の利便性」「公共の安全度」の6項目で構成されている。羅氏は「快適な都市作りに必要なのは、住民のあらゆる面での発展と、心身の快適性とを軸にした都市計画」と指摘。大きな広場や商業施設など、見栄のための「箱もの」プロジェクトは不要だとしている。 「人民網日本語版」2006年8月1日 |