中国企業連合会と日本の経営行動研究学会の共催による第21回中日企業管理フォーラムが11日、中国甘粛省の蘭州市で開催されました。今回のテーマは「企業の競争力と環境問題」です。 このテーマをめぐり、フォーラムに参加した中国側代表37人と日本側代表35人が事業発展の過程で企業が直面する環境と資源の問題、企業の競争力を高めながら社会的責任を遂行する問題、社会との調和とウィンウィン(共に勝者になること)を実現する問題について解決の道をさぐりました。 中国側代表団長の胡新欣中国企業連合会副理事長は、「今フォーラムは中国企業の持続的で健全な発展にとって、また社会的責任に対する企業の認識を高め、環境を保護しながら経済を発展させることにとって、深遠な意味をもっている」と指摘しました。 中国企業連合会と経営行動研究学会は1985年から、「中日企業管理フォーラム」を毎年両国で交互に開催し、著名な企業指導者や有名な専門家を招いて、企業の経営と管理におけるホットな話題について話し合っています。すでに20回開催されており、第20回フォーラムは昨年8月、東京で開催されました。企業の持続可能な発展と管理の革新が東京フォーラムのテーマでした。 「CRI」より2006/08/14 |