唐家セン国務委員は3日、中日スポーツ交流50周年を記念して訪中した日本の卓球訪中団(団長は木村興治?日本卓球協会専務理事)と人民大会堂で会見した。訪中団は、中日友好協会の招待を受ける形で訪中し、50周年記念活動に出席する。 唐委員は、会見で主に次のように述べた。 50年前、日本スポーツ界の関係者は幾多の困難と障害を乗り越え、中国卓球チームを東京で開催された第23回世界卓球選手権に招待し、中華人民共和国成立以来、中日スポーツ界にとって初めての交流が実現した。国交正常化から30年以上の間、両国の政府と国民の共同の努力により、中日スポーツ交流は喜ばしい成果を上げ、中国の競技スポーツの水準向上、アジアのスポーツ事業の急速発展推進、中日両国民間の相互理解と友好促進にプラスの役割を果たした。 中国の政府と国民は常に、中日関係を強く重視している。現在多くの困難に直面しているが、中日友好という中国側の基本方針に変化はなく、引き続き「歴史を鑑(かがみ)とし未来に向かう」精神に基づき、日本との平和共存、代々の友好、互恵協力、共同発展を図りたい。日本とともに、絶えず両国の国民間の友好交流を強化し、両国の各分野における実務的協力に力を入れていきたい。日本のスポーツ界には、友好という伝統を継承し、発揚し、両国の国民間の相互理解と友情をより深めるために、また中日関係が健全かつ安定した発展の軌道に早く戻るよう推進するために、建設的な役割を果たしてほしい。 「人民網日本語版」2006年4月4日 |