中国財政部はこのほど、今後、中国領内の陸地や海域で石油の開発と販売に取り組む企業に、石油特別収益金を徴収すると発表した。 石油特別収益金とは、石油の販売価格が1バレルあたり40ドルを超える場合、その超過額に対して一定の比率で徴収する特別税のことをいう。 徴収された石油特別収益金は、貧困層への資金援助と公益事業に使われることになっている。 専門家によると、現在、国際市場の原油が1バレルあたり60ドルあまりで販売されることにより、石油企業の収益は石油生産のコストをはるかに上回っている。 「CRI」より2006年4月6日 |