いま、中国の牧畜業による収入はすでに農民の現金収入の2割を占め、牧畜業をメインとする一部地区ではその収入は全収入の半分以上となっていることから、牧畜業はいまでは農民の持続的な増収における新たなポイントになっている。 これは農業部の牛盾副部長が17日北京で開催された牧畜業の発展に関する国際会議の席上で明らかにしたものである。 関係者によると、中国では1億あまりの農民が牧畜業に従事しており、その生産額の農業総生産額に占める割合は35%となっている。 牛盾副部長はこの国際会議で「牧畜業を農家の安定した収入源にするため、中国政府は新しい優良品種の繁殖システムの設置や草原の保護に力を入れるなどの措置を講じていく」と強調したあと、外国との交流を強め、技術協力と共有を促したいとの中国政府の姿勢を示した。 「CRI」より2006/04/18 |