中国海洋資源開発協会主催の「十五年来の中国の海洋資源の研究?開発の成果展示会」で、「第二期中国海洋発展企画」はすでに完成していることが明らかになった。関係筋によると、同企画の実施により、中国の海洋資源の開発はより急速に伸びることになっている。 関係筋によると、海底エリアの面積は地球総面積の約50%を占めている。海底の65%には豊かな鉱産資源が埋蔵されている。陸地の資源が日々と枯渇している今日、豊かな資源が埋蔵されている海底エリアの戦略的な地位がいっそう顕在化している。海底資源の開発は数多くの国の共通認識にもなっている。 中国海洋資源開発協会筋によると、現在、世界の海底エリアをめぐる競争は日々に激化している。その競争の焦点は資源である。中国海洋資源開発協会の発足以来、多種類金属の結核、富コバルト地殻、生物遺伝子などの資源の調査、環境評価、学術研究の分野でさまざまな仕事が繰り広げられ、中国の海底エリアにおける権益を効果的に保護しており、中国が世界の海底の事務に参加する資格を大幅に向上させ、国際影響力も強化している。 当面、中国はすでに7.5万平方キロの金属結核鉱区を擁し、中国の戦略的金属資源の新しい源が発見されており、深海の調査、深海における鉱物の輸送と採掘のハイテク技術プラットフォームが初歩に構築されており、深海に関連する技術の進歩を促進し、一部の技術の備蓄が達成されている。 関係筋によると、今回の展示会は中国海洋資源開発協会の発足以来に催された最大規模の成果展示会であり、中国国家海洋局主催の「2006年航海の日」のシリーズイベントの一つでもある、ということである。 「チャイナネット」 2006年4月28日 |