中国銀行業監督管理委員会の蔡鄂生副主席は24日、「2006中国金融サミット」で、設立準備中の「中国郵政貯蓄銀行」がすでに国務院の認可を取得したことを明らかにした。 蔡鄂生副主席はその際、現在銀行業の改革は全般的にスムーズに進んでおり、とりわけ郵便貯金システムに対する改革は着実に進展しており、「中国郵政貯蓄銀行」はすでに国務院の認可を取得済みであると語った。 「中国郵政貯蓄銀行」は、既存の郵政ネットワークをベースとし、そのネットワークの優位性を存分に発揮し、都市部と農村部の金融サービスを一層充実させ、大衆に向けて、特に都市のコミュニティや広大な農村地域の住民向けに金融サービスを提供するとともに、その他の商業銀行と良好な相互補完関係を保ち、社会主義新農村建設をサポートすることになっている。 なお、2006年4月末現在、中国銀行業の金融機構数は2.8万余りに達し、銀行業の総資産も40兆元近くに達している。 「チャイナネット」2006年5月25日 |