水利部は8日、水土流失に対する国家クラスの重点予防地区、重点監督地区、及び重点整備地区など42カ所を公表した。これは、1949年以来、中国が初めて水土流失防止に関する国家レベルの重点地区を決定し、それを公表したことになる。 今回公表した重点予防地区、重点監督地区及び重点整備地区の総面積は220万平方キロに上り、国土面積の2割以上を占めている。これらの地区を公表する目的は、水土流失を起こす様々な原因や地区に応じて、それを科学的に防止することにある。 中国は現在、世界で水土流失の最も深刻な国の一つで、全国の水土流失面積は350万平方キロに上り、国土面積の三分の一を占めているという。 「CRI」より2006/05/09 |