外交部の劉建超報道官は10日、国連人権理事会の発足時の理事国に中国が当選したことについて次の談話を発表した。 理事国として中国政府は「国は人権を尊重し保障する」との憲法の原則に基づき、自国の人権事業を全面的に推進し、人権に関する国際条約の義務を真摯に履行していく。 5月9日、ニューヨークの第60回国連総会は第1期の人権理事会を選挙で発足させ、中国は146票で理事国に当選した。 中国政府は一貫して自国人民の人権と基本的自由を強く重視し、その促進と保護に尽力するとともに、国際人権分野の対話と協力を積極的に展開してきた。中国は国連による人権理事会の設立を支持するとともに、そのために積極的な貢献を果たしてきた。中国は、理事会が各国?地域の歴史?文化?宗教的背景を尊重し、異なる文明?文化?宗教間の対話を促し、公民の政治的権利と経済?社会?文化的権利を同等に重視し、公正、客観かつ非選択的な方法によって人権問題を処理し、国際的な人権事業に貢献を果たすよう、他の理事国とともに働きかけていく。 「人民網日本語版」2006年5月11日 |