上海協力機構加盟国外交部長会議は15日、上海で開催された。中国、カザフスタン、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国の外交部長は6月中旬に上海で開催される同機構のサミットの準備作業を討議し、一連の決議を採択した。 中国外交部の李肇星部長は今回会議を主宰した。会議は、「2005年アスタナサミットで達した協定を実行するため、上海協力機構は多くの活動をしてきた。まもなく開催される上海サミットは今後の発展を計画する面で重要な意義を持っている。各国が密接に協力し、会議の成功を確保する」と指摘した。 会議は、当面の重大な国際問題で各加盟国の立場が一致していることを確認すると同時に、「対外政策を積極的に協調し、急速に変化している地域情勢と世界情勢に対応していく」と改めて強調した。 「CRI」より2006/05/16 |