薄熙来商務部長は15日、北京を訪れている欧州連合(EU)の市場?サービス業担当のマクリビー委員と会談した。席上、薄熙来商務部長は「EUは、中国の市場経済システムが整いされつつあるという事実を認め、中国の市場経済国としての地位を早い時期に承認するよう希望する」と述べた。 この中で薄熙来商務部長は、「去年、中国の国内市場の規模はすでに2兆6000億ドルに上っており、今後も拡大していくだろう」とした上で、「中国は知的所有権保護を重視しており、市場秩序の整備も絶えず進めている」と強調した。さらに、薄熙来商務部長は「対外開放を今後も堅持した上で、市場秩序や法制度の整備、流通などの分野でEUとの協力を強化していきたい」という中国政府の立場を表明した。 これに対して、マクリビー委員は、「EUと中国双方はより理解を深め、貿易摩擦を解消すると共に、貿易協力をより一層進めるべきである」と述べた。また、中国が知的所有権保護での一連の対応を評価した。 「CRI」より2006年5月17日 |