外交部の劉建超報道官は16日の定例記者会見で、開催に向けて調整中の中日外相会談について、質問を受けた。 ――カタールで開かれるアジア協力対話(ACD、23~24日開催)での中日外相会談開催について、中日両国はすでに真剣に検討することを決定している。武大偉外交部副部長や王毅駐日大使は先に「会談には良い雰囲気が必要」と表明しているが、具体的にどのような雰囲気なのか? 中日両国は、多国間(会合)の場において二国間の外相会談を開くかどうか、まだ交渉中だ。質問にあった「どのような雰囲気」についてだが、中日両国の外相は外交面の重要な代表であり、両氏の間で行われる会談は、両国の関係に存在する重要問題の解決に役立つべきであり、会談のための会談であってはならない。われわれは双方が交渉を通じて共通認識に達することを願う。会談が実現するかどうかについては、これは双方の協議次第だ。中日双方の意思疎通のルートに障害はなく、双方は今後、両国外相が開き得る会談について、引き続き協議していくことになる。 「人民網日本語版」2006年5月18日 |