東中国海問題をめぐる第5回中日協議が18日、東京で開かれ、同問題をめぐる意見交換が行われた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 中国からは、外交部亜洲司の胡正躍司長、日本からは外務省アジア太洋洲局の佐々江賢一郎局長が、それぞれ代表団を率いて出席した。 中国外交部の劉建超報道官は16日の定例記者会見で「中日双方が東中国海問題でより多くの共通認識を得て、立場の違いを縮小していくのは有益だ」とする中国側の考えを表明。さらに「中国は責任ある積極的な態度で、日本とともにこの問題を真剣に話し合い、双方の立場を絶えず近づけていく」と述べていた。 中日両国はこれまで、2004年10月、2005年5月、2005年9~10月、2006年3月に同問題をめぐる協議を開いている。 「人民網日本語版」2006年5月19日 |