商務部外資司の李志群司長は20日、「西安への投資、未来への投資」と題するフォーラムに出席した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。李司長は発言の中で、次のように述べた。 経済のグローバル化は中国の発展を促進するとともに、世界各国により多くの投資のチャンスをもたらした。1990年代以降、対中投資を行う企業の利益は、累計で2千億ドルに達した。 近年の中国の投資環境改善により、外資の構成や質も絶えず改善している。対中投資の分野は、製造業、サービス業、農村部のインフラ整備などに及び、ハイテクとサービス業、特にサービス貿易が対中投資の成長分野となっている。 現在、対中投資を行っている国?地区は190を超える。米誌「フォーチュン」の「世界企業500」のうち、450社が対中投資を行っている。国内に設立された外資系の研究開発センターは700カ所を超え、多国籍企業の設置した地域本部は40カ所余りに上る。 中国は今後、外資に関する制度を絶えず改革し、外資導入への奨励政策の一貫性維持を図る。また、外資導入に関する法体系を基礎に、外資導入のための審査の簡素化や規範化を進める。さらに、知的財産権の保護を強化し、外資系企業とその出資者の合法的な権利を守る。対外貿易協力のためにより良い経営環境、法環境を整えるよう努めていく。 「人民網日本語版」2006年5月21日 |