中国西北部の新疆ウイグル自治区のカシュガル税関が明らかにしたところによると、中国はカシュガルを重点として、中央アジアや南アジア諸国への貿易を推進していくことになった。 これについて関係者は、「カシュガルは中国の西部への開放における扉であり、中央アジア、南アジアと、西アジアひいてはヨーロッパに進出する国際的な通商拠点でもある。その上、また、中国は十数億という人口をもつ大きな消費市場である。中国はすでに、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンの5カ国と、政府間経済貿易協力協定や投資保護協定にそれぞれ調印しており、二国間経済協力と貿易に関する法的枠組みは基本的に出来上がり、日増しに健全化されている。これは、新疆と周辺諸国との経済協力と貿易の発展を推進する上で、大きな役割を果たす」としている。 「CRI」より2006年5月22日 |