温家宝総理は22日北京で、国連が貧困撲滅における役割を一層発揮するようとの期待を示した。これは国連のアナン事務総長と会談した際、明らかにしたものである。 席上、温家宝総理は「貧困問題を解決することは、国連のミレニアム目標の核心的なものである。中国は今後とも貧困撲滅、国際協力の強化、発展途上国の発展促進につとめていきたい」と述べたあと、また「今の時期に、国連の役割を発揮させるのはどんな時期よりも重要である」と強調した。 これに対して、アナン事務総長は、中国が世界の平和維持、共同発展や国際協力を促す面で果たした役割を評価し、今後とも中国と各分野における協力を強化していきたい意向を表明した。 「CRI」より2006/05/23 |