インドネシアのユドヨノ大統領は31日午前、ジャワ島中部地震の被災地?バントゥルを視察し、中国国際救援隊の代表と会見した。ユドヨノ大統領は中国からの全面的な援助に謝意を表明。「インドネシアが困難にある時に中国の政府と国民が提供した援助は、非常に重要な役割を果たすだろう。インドネシア国民は中国国民の援助を永遠に忘れない。このことは両国の友情を一層深めるだろう」と述べた。 中国国際救援隊を指揮する趙和平?中国地震局副局長は「地震発生後、中国の政府と人民は強い関心を寄せ、人道主義に基づく任務のために中国国際救援隊を派遣した」と表明。「救援隊には医療隊員のほか、地震専門家も含まれ、被災状況を判断して復興に向けた提案を行なう」と述べた。ユドヨノ大統領はこれを「非常に意義のあること」と評価した。 また、中国の蘭立俊?駐インドネシア大使は会見で、援助物資の追加提供に向けて中国政府が積極的に準備中であることを明らかにした。 「人民網日本語版」2006年6月1日 |