唐家セン国務委員は31日、釣魚台国賓館で開かれた「中国?アラブ諸国協力フォーラム」第2回閣僚級会議の開幕式に出席、演説した。同会議は31日~1日、北京で開催されている。 唐国務委員は中国とアラブ諸国の新たな協力関係の確立と促進について、4つの意見を述べた。 (1)中国とアラブ諸国は各レベルでの交流を積極的に進めることで、友好的で信頼関係あるパートナーになる必要がある。双方の指導者の交流を続け政府間関係を密にし、議会や政党間の交流や、各分野?各レベルでの民間交流も盛んにするべきだ。 (2)双方は経済関係を絶えず深め、共に発展するパートナーになる必要がある。双方は貿易規模の拡大に努め、相互投資を積極奨励し、エネルギー分野での対話と協力を深め、また人材育成などの分野で協力を拡大するべきだ。 (3)双方は友好的交流を深め、異なる文明の平和的共存を促進するパートナーになる必要がある。 (4)双方は国際事業における協調関係を全面的に強化し、世界の平和?安全?安定を守るパートナーになる必要がある。新しい安全分野での協力を深め、南北対話と南南協力の促進に努めるべきだ。 「人民網日本語版」2006年6月2日 |