先般、ドイツのベルテルスマン(Bertelsman)基金会の情報センターが国際社会についての調査を発表し、同調査の結果によると、アメリカは依然として世界で最も重要な大国であり、中国と日本はアメリカについでそれぞれ二位と三位となっている。 同調査によると、調査の対象となった人々の81%は「アメリカは世界で最も主要な大国である」と答えている。その次は中国(45%)、日本(37%)、イギリス(33%)、EU(32%)、ロシア(27%)。調査対象の55%は「2020年において、中国は世界のスーパー大国になる」と予測している。 調査対象のほとんどにとっては、一ヵ国が大国であるかどうかを判断する基準は主として、経済面での実力、政治の安定および科学、教育の分野で収めた成果であり、軍事面の要素と答えた調査対象は総数のわずか20%である。 世界の大国が直面している主なチャレンジについて、調査対象のほとんどは「国際テロリズム、貧困、気候温暖化」と答えており、また、「国際事務を処理する際に、国連の役割を強化しなければならない」という考えを明らかにした。 関係筋によると、今度の国際社会の調査はドイツのベルテルスマン基金会の依頼をうけて、GallupとTNS-EMNIDの二つの調査グループが実施したもので、アメリカ、ロシア、中国、インド、日本、ドイツ、フランス、イギリスの1万人を調査の対象として行われたものである。 「チャイナネット」 2006年6月8日 |