国民経済の安定かつ急速な発展に伴い、中国の物流産業は高度成長期に入りました。 これについて専門家は、中国では物流の近代化が国民経済ではますます重要になってきたことから、物流企業は新たな発展のチャンスを迎えたと強調しています。 これは、北京交通大学の張暁東教授が23日に開かれた関連のシンポジウムで述べたものです。張暁東教授は、「ここ数年、中国の物流産業は急速、かつ安定して発展しており、物流の基盤とその周辺環境はかなり改善された。去年、中国の物流総量は金額にして59兆元になり、一昨年と比べ17%増えた。物流産業は中国の第3次産業では中堅産業となり、国民経済を伸ばす上で新しいポイントにもなった」と述べました。 張暁東教授はさらに、「中国の物流産業は全般的には初歩的な段階にとどまっており、国際レベルと比べれば遅れている」と指摘しています。 「中国国際放送局 日本語部」より2007年5月24日 |