国際児童デーを前にして、中国文化部全国文化情報資源建設管理センターと首都図書館による「文化資源共同利用プロジェクトを農民出稼ぎ労働者の子供たちの学校にも」というイベントの式典が5月29日、北京市海淀区行知実験学校で催された。それと同時に、全国文化情報資源建設管理センターはこの学校にサービススポットを設立した。 北京市海淀区行知実験学校は主に地方から北京に出稼ぎに来ている人たちの子供たちに教育の機会をつくるために設立された学校である。生徒のほとんどは全国の24の省、直轄市、自治区から来た農民出稼ぎ労働者の子供たちである。 全国文化情報資源建設管理センターは行知実験学校の子供たちに歴史地理、文学芸術、少年文化、アニメーションと映画など280GBのデジタルリソースを寄贈した。行知実験学校の李素梅校長は、サービススポットの設立を通して、これらの農民出稼ぎ労働者の子供たちがコンピューターや情報技術の面での知識と技能を身につけて、これらのデジタル設備を通して知識を学び、いろいろなビデオ番組を見ることができるようにする。 伝えられるところによると、この管理センターは北京市のほかの農民出稼ぎ労働者の中学校でも文化資源共同利用プロジェクトのサービススポットを設立することになっている。 「チャイナネット」2007年5月31日 |