PWC(監査法人プライスウォーターハウスクーパース)のアンケート調査によると、向こう5年間において、外資系企業は依然としてアジア地域の金融サービス業のM&A(買収?合併)を好感しており、中国はアジア地域のトップとなり、インドはそれにつづいて2位を占めると見ている。 アンケート調査の対象となったアジア地域における銀行、保険及び証券金融サービス企業の230人のトップのうち、4分の3の人は、向こう5年間に、自社がアジア地域において大がかりな金融M&Aを行うことになると見ており、これは2年前を9%上回るものである。 アジア地域の金融サービス業M&Aを好感する理由は、次ぎの通り。 2006年のアジア地域の銀行、保険及び証券業の時価総額は640億ドル増で、昨年同期比66%増となり、アジア地域の経済成長は速いスピードを保っており、証券市場の堅調さは保険料率を高め、消費?与信業務の成長を促している。 当然、現在は時価の増加、監督管理の制限及び魅力のある合併対象の欠如など、M&Aを妨げる要素も存在している。 ?チャイナネット?2007年6月7日 |