中国国際戦略学会の熊光楷会長は北京で6日、「中国は日本が将来に対して正しい選択を行い、引き続き平和発展路線を歩むことを望む」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。 熊会長は日本の佐官級自衛官と北京大学の教員?学生との交流会で「日本は戦後、平和発展路線を選択した。これは正しかった。最近、日本の将来の発展路線に関する論争が絶えないが、日本が平和発展路線を堅持することを望む」と表明。さらに「世界は平和発展を必要としている。中国は確固不動としてこの路線を歩んでいく。平和発展は中日両国民の利益に合致する」と指摘し、「日本の佐官級自衛官が今回の訪中を通じて、中国に対する理解と認識を深め、中国が『歴史を鑑(かがみ)として未来に向かう』を主張し、中国人民が両国間の世々代々の友好、永久の不戦を心から望んでいるということを、より明確に理解してもらいたい」と強調した。 第7回佐官級自衛官研修団の一行12人は中国国際戦略学会の招待で3日に北京入りし、12日間の中国訪問をスタートした。 「人民網日本語版」2007年6月7日 |