「日中青年世代友好代表団」は16日から18日まで甘粛省を訪問した。参加者は2日間にわたって地元の青年や各界の人々と深く交流し、中日両国の友好感情について語り合った。 17日には蘭州市から約98キロ離れる定西国家農業科学技術パークでジャガイモ技術センターを見学し、各品種の栽培過程について説明を受けた。野田毅団長夫妻は、農民の馬志超さんの家で行われている、メタンガス発電による炊飯と照明に強い興味を示していた。座談会で参加者は中国へのそれぞれの思いを語り、甘粛省の人々が厳しい自然環境の克服と、生活水準の改善のために払っているたゆまぬ努力に深い敬意を表し、中国政府による西部支援と、ボランティアによる貧困扶助活動を強く称賛した。皐蘭県什川鎮では什川吊橋、「農家楽」荘園、梨の古木などを見学し、同地の特色ある小都市建設を視察した。 甘粛省ではほかに、蘭州市の職業教育、基礎教育、高等教育、特殊教育も視察。蘭州市盲?聾唖学校の生徒たちによるダンスには、多くの参加者が感動の涙を流していた。 「人民網日本語版」2007年6月19日 |