外交部の定例会見で19日、秦剛報道官が質問に答えた。 ――山西省のれんが焼き窯で労働者が違法に扱われていた事件が国内外の関心を集めている。いくつかの外国の人権団体は、中国にはなお児童労働の問題が存在すると批判しているが、コメントは。 この問題では、一部の地方の一部の人間が、児童を違法に雇用し、使用していたことは事実だ。彼らは法律を犯しており、必ず法的処罰を受けることになる。この点における中国政府の姿勢は非常に断固たるもので、われわれは労働者の権利の侵害、特に児童の違法雇用と使用を、断固として取り締まっている。中国のメディアが最近もこの件について、多くの報道を行っていることに気づかれることだろう。中国の指導者、政府、社会各界ともに、この件に高い関心を寄せている。 国際的な一部の批判についてだが、それが建設的なものならば、われわれは真剣に耳を傾ける。だがわれわれは、そもそもこのような事態が、賄賂を貪り法を曲げる少数の人間による行為なのか、それとも中国政府の政策なのかを、いくらか区別して受け止めるべきだ。中国に、大規模な児童の使用と搾取の普遍的な現象が存在するだろうか?あなたは中国で何年も仕事をしているのだから、客観的で公正な結論を導き出すことができるはずだ。 「人民網日本語版」2007年6月20日 |