10月2日に上海で開催されるスペシャルオリンピックス夏季世界大会まで、24日であと100日となった。浦東新区?陸家嘴中心緑地のイベント会場では同日、選手代表2人が手を携えてステージに上がり、カウントダウン時計の除幕を行った。 大会準備作業は現在、着実に進められている。開幕式や陸上競技の会場となる上海八万人体育場では、視覚障害者用誘導ブロック、バリアフリー?スロープ、垂直移動設備を整備したほか、場内の座席の背もたれや、会場周辺の案内標識の、外国語や図形の標識を増やした。 今回のスペシャルオリンピックスでは、21競技と4種目のパフォーマンスが、市内19区(県)の34会場で行われる。各施設は、国際競技の基本的基準を満たすほか、さまざまなバリアフリー設備や補助機能を備えていることが求められる。ほとんどの施設の改築作業は、6月末までに完了する見込みだ。10月2日の開幕時には、160余りの国と地域から、1万人以上の選手やコーチ、2万人以上の家族や関係者が上海を訪れる。 「人民網日本語版」2007年6月25日 |