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中国、2010年輸入総額1兆ドル超を目指す

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
商務部の王新培報道官が28日に明らかにしたところによると、現在、中国は輸入拡大に‥

商務部の王新培報道官が28日に明らかにしたところによると、現在、中国は輸入拡大に積極的に取り組んでおり、2010年をめどに輸入規模の1兆ドル超の実現を目指している。ちなみに、中国の2006年の年間輸出総額は7916億ドルであった。

近年、中国の貿易黒字が急増し、貿易のアンバランスの状況はいっそう際立つようになっている。今年1~5月期の貿易黒字は857億ドルに達し、前年比83%増となっている。激増する貿易黒字は中国の対外貿易の環境を悪化させ、中国と貿易相手の間の摩擦も頻繁に起こっている。

中国政府は貿易の均衡を図るべく、一連の「輸入奨励、輸出制限」措置を打出している。現在までのところ、中国はすでに1600種類の製品に関する輸入許可証制度を廃止するなど輸入利便化措置を取っており、同時に融資面のサポート、二国間特恵貿易関連措置、広州中国輸出商品交易会における輸入展示エリアの設置などさまざまな方法で、国外製品の国内市場への進出を促している。中国トップ層はさまざまな形で、米欧諸国が中国に対するハイテク製品輸出制限を早期撤廃すべきであると呼びかけている。

巨額な貿易黒字による矛盾を緩和するため、7月1日から、中国はさらに一部製品の輸出税還付政策を調整することになっている。今回の調整は、2831の製品に及ぶもので、税関の関税徴収製品の37%を占め、調整の度合いはこれまでをはるかに超えるものとなっている。

王新培報道官は、輸入関税の引き下げ、輸出税還付政策の調整などが政府の包括的輸入拡大政策の重要な構成となっており、その主な目的は貿易黒字の過度の伸びがもたらすさまざまな際立った矛盾を緩和することにある、と強調している。製品別の輸出税還付廃止や輸出税還付率の引き下げは、産業構造および輸出製品構造の最適化を図るうえでも大きな役割を果たしていると見られている。

「チャイナネット」2007年6月29日

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