外交部の定例会見で28日、秦剛報道官が質問に答えた。 ――米下院外交委員会は「慰安婦」決議案を採択し、第2次世界大戦時の「慰安婦」問題を正式に認め、正式に謝罪し、歴史的責任を負うよう日本政府に促した。この件について、中国側のコメントは。 「慰安婦」問題における中国の立場は、一貫しており、明確なものだ。「慰安婦」の強制連行は日本軍国主義が第2次大戦中に中国人民を含む被侵略国人民に対して犯した深刻な犯罪の1つである。われわれは日本政府に対し、国際社会の正義の叫びを正視し、歴史に責任を負う姿勢で、歴史が残したこの問題を真摯に扱い、適切に処理することを要求する。 ――日本のある高裁は本日、一審地裁判決を支持し、第2次大戦中に日本に強制連行された中国人労働者による賠償請求を退ける判決を示した。この件について、中国側のコメントは。 「慰安婦」の強制連行と同じく、中国人労働者の強制連行と奴隷的酷使も、日本軍国主義が第2次大戦中に中国人民に対して犯した深刻な犯罪の1つである。われわれは同様に、日本政府に対し、歴史に責任を負う姿勢で、この問題を正しく扱い、適切に処理することを要求する。 「人民網日本語版」2007年6月29日 |