6月28日、ニュージーランドのクライストチャーチで開催された第31回世界遺産大会で、「広東省開平の望楼とその村落」が全会一致で審査にパスし、世界文化遺産リストに登録されることとなった。 これは1985年に、『世界文化および自然遺産を保護する条約』に加入していらい、世界遺産リストに登録された35カ所目の世界遺産、25カ所目の世界文化遺産であり、そして、登録された中国で最初の華僑文化と関連のある世界遺産、近代建築文化遺産、広東省で最初の世界遺産でもある。 開平の望楼は広東省開平市の海外華僑の故郷でよく見かけるユニークな民間の築造物である。中国と西洋の建築芸術が一体となった華僑の郷土築造物の群れであり、地域の歴史文化を具現したものとも言える。現存しているものは1833を数え、「華僑文化の手本」「驚嘆に値する建築芸術の回廊」とさえ言われている。 「チャイナネット」2007年6月29日 |