「中国?日本観光交流年」キャンペーンの開幕イベントとして、中国と日本の政府高官や観光業界の代表が10日、東京の赤坂プリンスホテルに集い、記念講演会と晩餐会を開きました。 開幕式に、日本駐在の王毅中国大使、日本の北側一雄国土交通大臣が出席し、中国国家観光局の張希欽副局長を団長とする訪日代表団80人と、日本の観光とその他の関連業界の代表400人余りが参加しました。 日本の北側一雄国土交通大臣はその際、「両国関係が困難に直面している今、交流が一層重要になる」との考えを示し、「今年、日本の多くの都市で中日観光交流イベントを行う」と述べました。 王毅大使も、観光が両国の民間友好に重要になることを強調しました。 中国国家観光局の張希欽副局長は、「両国政府が観光の交流を重視してきたことから、2005年に大きな成果を遂げた観光交流は、これからも発展する見込みだ」と語りました。 関係筋の紹介によると、今年、中国国家観光局は各地の観光局や企業と提携して、中国観光を促進する宣伝活動を日本で開催します。さらに、中日観光の交流と発展について話し合うフォーラムやシンポジウム、民間交流と友好都市締結の促進活動、および中国の文化、社会と各地の風景を対象とする作文募集と写真展など、一連の観光交流活動を行います。 統計によると、2005年、中国を訪れた日本人が340万人近くに上り、日本に旅行に行った中国人も60万近くいたということです。 CRI 2006/03/13 |