外交部の秦剛報道官は16日の定例記者会見で、東中国海ガス田開発問題に関する記者からの質問に対して、次のように答えた。 この問題について、中国は立場を繰り返し日本に説明している。中国の東中国海海域でのガス田開発は、日本との論争がない中国近海で行っているものであり、主権を行使した正常な活動だ。中日両国は東中国海の境界画定問題で論争があるが、われわれは協議を通して解決することを主張する。もし日本が論争のある地域で一方的な行動をとった場合、中国の主権の侵害になり、これに対してわれわれは断固反対する。われわれは、東中国海に関連する問題を協議によって適切に処理し、情勢の一層の複雑化を避けるよう望み、これを呼びかける。 「人民網日本語版」2006年3月17日 |