国務院発展研究センターの王夢奎主任は19日、「中国発展ハイレベルフォーラム2006年年次総会」で、中国政府が近年進めている科学的発展と社会調和について、こうした方針が今後、中国の政策に次のような傾向をもたらすとの見方を示した。 (1)持続可能な発展により注意する。 (2)立ち遅れた地域や農村の発展支援をより重視する。 (3)社会発展をより重視する。「第11次五カ年計画」は経済成長の目標を、これまでの「ノルマ型」から「予測型」に改める一方、社会発展については「ノルマ型」の目標を定めている。このことは中国が住民の生活や、経済?社会のバランスの取れた発展をより重視していることを示す。 (4)社会的平等をより重視する。国民全体が発展?改革による成果を享受できることが、社会調和の基礎であり、社会的平等の重視は政策の重要な出発点となる。 (5)制度構築をより重視する。 「人民網日本語版」2006年3月20日 |