山西省政府は最近「山西省湿地保護プロジェクト計画」を策定し、第11次5カ年計画(2006~2010年)期に、省内において湿地型自然保護区3カ所、省クラス重要湿地10カ所、湿地保護エリア、湿地公園、湿地多目的管理区60カ所を指定し、域内湿地総面積の30%以上を保護区に組み入れることにしている。 同計画はまた2005~2030年の湿地保護事業の発展に関する指導的な考え方、基本原則、段階目標を確定し、今後一時期の任務、業務の重点、保護措置などをも明確にした。第11次5カ年計画期に湿地保護協調メカニズムと管理システムをつくり、省内で湿地保護ネットワークを初歩的に形成させ、一部の重要な天然湿地保護区を全面的に保護し、湿地面積の縮小と機能の退化の趨勢を初歩的に食い止めることにする。湿地保護の重点投資区域5カ所、国家クラスと省クラスの重点湿地10カ所、湿地公園20カ所を選び、黄河の中流域、滹沱河、桑乾河、汾河の太原と臨汾を流れる区間でそれぞれ持続利用可能なモデル区5カ所を設置し、黄河の中流などの主要河川の沿岸地域で水資源の統一利用管理プロジェクトを実施し、川岸の干潟にある耕地2万?を草地にもどし、水鳥の生息地を5000?回復することを考えている。 「チャイナネット」2006/03/21 |