先ごろ、河北省は全省春季造林緑化テレビ動員大会を召集し、河北省の季允石省長は造林緑化に力をいれ、グリーン河北の建設を推進することを要求した。ハーモニック河北の構築、生態河北の建設、北京?天津間のグリーンカーテンの構築という重要な任務が造林緑化のテンポを加速している。 第11次五カ年計画(2006~2010年)期間と今後の一時期、河北の造林緑化は科学的発展観を指導理念として、統一的計画に基づいた林業の生態と産業の2システムを構築し、伝統的林業を現代林業への転換を加速し、2010年までに、全省の森林覆蓋率を26%以上とし、林業総生産600億元の実現に努力する。 まず、生態が脆弱な地区の造林緑化を推進すること。プロジェクトとしての造林緑化を堅持して、各種の資源を吸収し、林業の速やかな発展を促進する。京津風砂源の処理整備、減反植林、三北(東北、華北、西北)防護林などの林業重点プロジェクトにより、合理的な分布、全てに機能を備えた防護林システムの構築を加速して、土地の砂漠化、水土流失を有効に防止し、グリーンオリンピックとしての2008年北京オリンピック開催を確保する。平原地区は道路、河川、明暗渠を骨格とし、緑化を兼ねた農田防護林を作り上げる。同時に、造林緑化の質を向上させるため、造林緑化の生態、経済、社会効益の最大化を実現する。 第二に都市、農村の緑化一体化のテンポを加速すること。都市の全体計画に基づく都市生態の改善を目標とし、都市の生態機能を向上させる。都市、農村連接部の緑化に留意して都市郊外の緑化、都市周辺グリーンベルトを実現するため、都市、農村統一計画による協調的推進に努める。文明生態村建設を新農村建設計画に組み入れ、全ての村の緑化の実現に努力する。 第三に果実産業を発展させて林産業の発展に努め、様々な品種を開拓するとともに、構造を最適化し、品質を向上させて効率を高くし、新興果実産業を育成して特色ある輸出果実製品を発展させ、農村経済構造調整を促進して農民収入の増加を図る。 第四に森林資源と自然生態を保護すること。森林、湿地、野生動植物、砂地などの自然資源の科学的経営、利用を研究し、生態道徳教育を展開して、林業に関する法律、法規の宣伝普及に努めると同時に、林業関連の立法、制度の整備を加速し、林業に対する総合法執行改革を推進する。また、自然保護区建設にも力をいれる。森林火災、林業有害生物防除については、予防を主とする防除システムを確立する。 「チャイナネット」2006/03/21 |