中国科学院は20日、「中国科学院中長期発展計画綱要(2006~20年)」を発表し、同院の総合力を、2010年までに同分野の世界の研究機関の上位5位以内に、2020年までに3位以内にする方針を打ち出した。 綱要は▽基礎研究▽戦略的ハイテク▽経済?社会の持続可能な発展に関する研究▽優秀な科学技術人材の育成▽研究成果の応用▽一定以上の規模での産業化――などについて、目標を示している。 同院は今後5年間で▽量子構造と量子情報▽ナノテク▽強レーザー物理▽脳?認知?神経科学▽たんぱく質と進化生物学▽ヒトと動植物のゲノム?機能遺伝子――などの研究で、世界のトップクラス入りを目指す。 「人民網日本語版」2006年3月21日 |