国連安保理は21日、この日の午後行われる予定だったイラン核問題に関する非公開会議を今週末に延期すると発表しました。中国の王光亜国連大使は、外交ルートでイラン核問題を解決するべきだと改めて強調しました。 伝えられるところによりますと、イギリスとフランスはイラン核問題に関する新しい声明の草案を準備しているため、安保理は21日の会議を延期することを決めました。安保理常任理事国5ヶ国とドイツ代表がニューヨークで開いた会議で、核問題についての議長声明に対して、各側の意見の食い違いが大きく、意見の一致を見ませんでした。 この日、王光亜国連大使は、「安保理はIAEA?国際原子力機関を代替することではなく、その活動をさらに支持する必要がある。安保理は、この地域の平和と安定にプラスとなり、各側による和平交渉のプロセスを推進する角度から、物事を決めるべきだ」と述べました。 「CRI」より 2006/03/22 |