中国国家品質検査総局筋はこのほど、前段階の一部地域における試行の成功を踏まえ、全国的範囲で製品品質電子監視管理ネットワークの構築に力を入れていることを明らかにした。消費者は、このネットワークを通じて気楽に商品の真偽について判別することが可能となるという。 伝えられるところによると、国家品質検査総局は当面、食品、農業用物資、建材の中の100種類の重点製品を監視管理ネットワークに組み入れることに着手している。100の重点都市において重点的に推し進め、全国の10000のショッピングセンターで情報検索端末を設置し、省、自治区、直轄市ごとに端末数は10000台に達することを目指している。 計画では、全国品質検査部門は、2010年末をメドにネットワーク加入に適した企業と製品をすべて監視管理ネットワークに組み入れ、全国の都市部と農村部の幅広い地域に情報検索端末を設け、消費者に情報検索の利便性を提供する。製品品質電子ネット監視管理ネットワークでは、製品ごとにデジタル情報が組み込まれており、消費者は電話、ショートメッセージ、インターネット、専用端末などで製品の真偽を判別することができ、法律執行部門もニセ商品に関する情報をすばやく入手し、適切な処理ができるようになる。 それを前にして、国家品質検査総局は河北省で関連のテストを行い、一定の成果を収めたという。 「チャイナネット」2006年3月22日 |