中国を公式訪問しているロシアのプーチン大統領は22日、北京で「今回の訪問は実質的な成果を遂げた。両国の協力分野は双方が共に関心をもつ問題や将来性のあるすべての分野が含まれている」と述べた。 これは、プーチン大統領が全国人民代表大会(全人代)常務委員会の呉邦国委員長と会見した際述べたものである。プーチン大統領は、その際、「両国の関係が急速に発展している下で、今回の中国訪問には実質的な内容が多く、特に両国は一連の重要な協議に調印した。今回の訪問は、双方の政治における相互信頼を強化した。また、経済貿易協力には、エネルギー、機械製造、宇宙航空、環境保護、農業や核エネルギーなどの分野が含まれている」と語った。 プーチン大統領は、また、中国の第10期全国人民代表大会第4回会議が可決した文書やロシア議会との交流を高く評価した。さらに呉邦国委員長のロシア訪問を期待していると述べた。 プーチン大統領は、2日間にわたって、中国を公式訪問し、双方は22項目の協力文書に調印した。 「CRI」より2006/03/23 |