先般開催された全国科学技術会議によると、2006年の全国総合科学技術進歩水準指数は47.11%で、前年比1.5ポイント高いものとなり、これは1997年の全国総全国総合科学技術進歩水準指数の発表以来、9年目の連続上昇となった。 科学技術部は先般、『2006全国科学技術進歩に関する統計?モニタリングレポート』を発表した。このレポートでは、全国総合科学技術進歩水準指数に組み入れられている5つの指標のうち、全国科学技術資金投下指数は前年比5.66ポイント、全国科学技術進歩環境指数は同2.39ポイント、ハイテク技術産業化指数は同2.17ポイント、科学技術経済社会発展促進指数は同0.09ポイント上昇し、全国科学技術産出指数は3.11ポイントの低下となった。 科学技術部筋は、全国科学技術産出指数低下の主な原因について、1つは中国のR&D(研究?開発)従事者の伸びが大きく、R&D従事者1人あたりの科学技術論文発表件数の減少を招いたこと、もうひとつは中国の知的財産権取引面の能力が低下したことにある、としている。 また、上海、北京、天津、広東、江蘇、遼寧、浙江の7つの省と直轄市の科学技術進歩水準指数は47.11%の全国総合科学技術進歩水準指数を上回っている。 「チャイナネット」2007年2月5日 |