国家工商総局筋が先般明らかにしたところによると、国家工商総局は引き続き市場管理メカニズムの構築に力を入れ、2007年末をめどに、企業信用データの全国からの検索ができるようにする。 1、引き続き企業信用データに関する分類管理を推進 2007年末までに、各省?自治区?直轄市のネットワーク化を完了させ、全国からの検索ができるようにする。そうなれば、各クラスの商工部門が全国の企業信用データを共有できることになり、市場参入、退出および市場経営行為への管理の面で、その機能がより一層発揮されることが期待される。 2、行政による法律執行システムの構築を推進 省クラス工商局あるいは地区?市クラス工商局の消費者苦情受付センター、総局の消費者権益保護データ分析プラットフォームを整備し、消費者の苦情に関する情報のネットワーク化の充実を図る。消費者?企業和解制度、経営者自律制度、消費関連トラブル仲裁制度をさらに健全なものにする。 3、流通分野の商品参入制度を健全化させ、食品および消費の安全とかかわりのある商品を重点に、農村部を主要地域とし、流通分野の仕入れ商品の検査、仕入れ商品関連情報の保全、市場からの不合格商品の市場退出の規範化および経営者品質管理責任制度の推進を通じて、商品市場参入制度のカバー範囲の拡大を図る。 4、個人経営者に対する分類登録管理を改革し、全国の個人経営者?私営企業登録データのネットワーク化を進め、市場基礎データベースの構築を推進する。 これと同時に、情報化建設を強化し、電子行政を推進し、情報化技術の市場参入、食品の安全管理、広告の管理、消費者の権益保護などの分野での応用を促し、絶えず管理能力の近代化レベルを高める。 「チャイナネット」2007年2月26日 |