中国自動車業種協会によると、2006年の中国自動車産業の利益は768億元に達し、05年より46%増え、2年連続のマイナス成長の局面を転換させた。 その理由については、中国自動車業種協会市場貿易委員会の張伯順秘書長は、乗用車の売上げの伸び及び自動車企業の?コスト削減、効率向上?というやり方と関連があると述べた。 07年には、自動車産業の売上げが持続的に増え、自動車メーカーの利益も引き続き06年と同じ程度の勢いを保つであろうと張伯順秘書長は予測している。販売価格の引き下げは主な動きであるが、販売の規模の拡大に伴い、自動車の生産コストが大幅に下がり、自動車1台あたりの販売利益は増えると見られている。 自動車製造業の営利能力の復興も、自動車産業の利益減少の局面を転換させる主な力である。統計データによると、昨年、自動車産業の中で、利益増加幅の最も大きな業種は自動車製造業(自動車及び改装車を含む)で、同業種は369億元の実績をあげており、昨年同期比50%増となり、自動車産業の総利益の約半分を占めることになった。 先般、長安汽車(グループ)、上海汽車、一汽シャレードなど自動車販売会社は前後して06年の利益伸び率を予測しており、そのうち、一汽シャレード及び長安汽車(グループ)は自社の利益が05年より200%増えると予測している。 ?チャイナネット?2007年2月13日 |