中国最大の穀物生産基地である黒竜江省の2007年における食糧作付けの面積は150万ヘクタールとなり、普通の作柄なら、穀物生産量が375億キロに達し、穀物の優良率が90%となることを目指している。 中国最大の商品穀物生産基地である黒竜江省では、穀物の商品化率がすでに70%に達し、「北大倉」(中国北部における大きな穀物倉庫というたとえ)と高く評価されている。2004年いらい、中央政府と黒竜江省政府は農業税の免除、食糧作付けに対する直接補助金、優良種採用に対する補助金、農業用機械利用に対する補助金など、農民にメリットをもたらす政策を実行し、農民たちの生産意欲を引き出すことになった。2006年の黒竜江省の穀物生産総量は378億キロで、三年連続で増産の勢いを保ち続けた。 2007年、黒竜江省は標準化の生産政策を実施し、先進的な作付けの技術を広め、大型農業機械の役割を生かし、農業機械化のレベルを向上させ、干ばつを克服して播種を行い、苗の活着率を確保することに力を入れている。節水灌漑農業の発展を促し、良種の使用を広め、収量増加の潜在力を掘り起こすことに努めている。2007年において、黒竜江省の農業分野のハイテク利用耕地面積は延べ140万ヘクタールとなり、昨年同期比10万ヘクタール増となっている。省全体の穀物標準化率は90%を突破することを目指している。 「チャイナネット」 2007年2月13日 |