世界銀行は14日、北京で、最新版の『中国経済四半期報告』を発表し、「今後しばらくの間、中国経済は引き続き好調を保ち、世界銀行が予測した2007年の中国GDPの成長率は9.6%で変わりはない」としている。 その報告書は、「中国の輸入業者やメーカーは、最近始まった経済の均衡性を保つための政策や措置の影響を受けているものの、中国の生産効率は引き続き高いレベルにある上、国際経済からの強い要請もあるため、中国の輸出増加の速度は鈍化するものの、その減少幅は小幅なものにとどまるだろう」、としている。 このほか、国内では、引き続き投資効果が出ており、「2007年、中国の投資増加スピードに大幅な減速は見られない。しかし、消費拡大、とりわけ、農村地区の消費拡大は依然として困難を伴うだろう」と指摘している。 ?CRI?より2007年2月15日 |