国際的な経営コンサルティング会社であるヘイグループ(HayGroup)が3月26日に発表した各国の給与水準に関する報告書によると、2007年の給与上昇率ランキングのトップ3は中国やインド、東欧で、西側国家の実際の給与上昇率は世界の平均水準を下回ると予測されている。「中国青年報」が伝えた。 ヘイグループの同報告書によると、2007年には世界の50カ国以上で給与が上昇すると見られる。同報告では事務職員や専門技術者、高級管理職について、雇用主が予測される給与上昇率からインフレの影響を除いた結果である2007年の実質的な給与上昇率を発表している。 同調査によると、中国とインドの経済の急速な発展が給与水準に大きな影響を与えている。 中国では上述の3つの職の給与上昇率予測がいずれも世界トップとなっている。そのうち事務職員の給与上昇率は7.9%、専門技術者は7.8%、また高級管理職は8.9%に達している。 「人民網日本語版」2007年3月29日 |