「中日スポーツ文化交流年」の中国側実行委員会は先般、第一回協調会議を開催し、2007年通年に行われる約100種目の文化?スポーツのイベントを明らかにした。 2007年は中日国交正常化35周年にあたり、「中日文化?スポーツ交流年」の開催は、2006年の安倍晋三首相の中国訪問の際に、両国政府が発表した共同コミュニケの合意事項である。 中国文化部、外交部、中国国家スポーツ総局、国家放送?テレビ総局、国家観光局、国務院新聞弁公室、中国共産主義青年団中央委員会などの7部門は「中日文化?スポーツ交流年」の中国側実行委員会を発足させ、中国文化部の孫家正部長が同委員会の主席をつとめることになった。 席上、諸部門はイベントのスケジュールについて話し合った。2007年に文化?芸術、スポーツ、観光、メディア、映画?テレビ、青少年交流などの諸分野で、約100種目のイベントが催されることになっている。そのうち、中国文化部が主催するイベントは約40種目。2007年4月に東京で行われる「中日文化?スポーツ交流年」の開幕式では、中国の非物質文化遺産が主な内容となっている。中国国家博物館、陝西省文物局は日本でシリーズとなった文物展覧会を催し、9月に江蘇省の南通市で開催される第九回アジア芸術祭では、日本は主賓国と見なされている。また、沖縄国際少年?児童芸術祭、横浜で開催される昆曲(中国に最も古くから存在した劇種のひとつで、蘇州近郊の昆山が発祥の地)、影絵芝居、人形芝居を主な内容とする「北京文化週間」などのイベントもそれである。 スポーツのイベントには中日韓少年スポーツ交流大会、中日インテリジェントスポーツ大会、中国のベテランの卓球選手の日本訪問、中国武術代表団の日本巡回公演、中日姉妹都市間の小学生卓球交流大会が含まれる。 また、中日メディアの対話、中日青年友好交歓会などのイベントも用意されている。 「日中文化スポーツ交流年」日本側実行委員会も2006年12月に発足した。日本経済団体連合会の御手洗富士夫会長が同委員会の会長となり、森喜朗元首相が最高顧問となった。 「チャイナネット」 2007年3月2日 |