中国科学院(科学アカデミー)は1日、「2007年度科学と社会に関する報告」を発行した。同報告において、「航空、航天(宇宙事業)、海洋技術」「水の管理と革新」などが重要課題とされた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 同報告は「2007科学発展報告」、「2007年高技術(ハイテク技術)発展報告」、「2007年中国の持続可能な発展戦略報告」を含む。 同報告には、最新の科学技術の発展、中国と世界の科学技術発展、中国の資源、環境、エネルギー、地域の発展状況、科学技術の進歩が社会に及ぼす幅広い影響などが全面的に紹介され、権威あるデータ、資料、見解が載せられている。また、同報告は国の関係部門と地方政府の政策決定の際の参考資料としても利用される。 同院は1997年に初めての「科学発展報告」を発表した後、「高技術発展報告」、「中国の持続可能な発展戦略報告」を出版し、以後、これら3つの報告が毎年発行される「科学と社会に関する報告」となった。 「人民網日本語版」2007年3月4日 |